食器洗い乾燥機をご使用のお客さまへ

・ねずみが食器洗い乾燥器の電装部に入ってしまうと・・・・・

 ◆ 配線をかじったり、電子機器に糞尿をかけたりすることがあります。
  その結果、機器が故障したり、酷い場合は電子部品のショートやトラッキングが発生し、

◆ 食洗器に限らずコンロやその他の機器でも、同様に故障や事故につがる可能性がありますので、
  ねずみを見かけた場合は、市販の殺鼠剤等を使用し、ねずみを追い出してください。
  また、こまめに清掃し、ねずみが近づかないようにしてください。
◆ 機器の故障や生活形態の変化により、食器洗い乾燥機を使用しない状況で通電され続けますと

機器を長期間使わないときは、コンセントを抜く。もしくは専用ブレーカーをOFFにしください。

◆ コンセントを抜いたり、ブレーカーをOFFにする場合は必ず、機器給水口の止水栓を閉めてください。通電されていない状態で給水弁の故障が発生すると、異常を知らせることができずに機器外部へ漏水する可能性がありますので、必ず 止水栓を閉めてください。

●止水栓の場所

【フロントオープン式の場合】

・止水栓は配管カバー・ケコミカバーを外すと見える位置にあります。

・ケコミカバー両端部のビス2本を外しケコミカバーを外します。

・ケコミカバーを外すと、配管カバーの両端にビスが見えるのでこのビス(2本)を外し、配管カバーを少し持ち上げてから手前に引き、外してください。

【スライド式の場合】

・機器を設置しているキャビネットの底部、もしくは後方にあります。
引き出しを外し、点検口のふたを外すと確認できます。


※止水栓のタイプによっては開閉にマイナスドライバーが必要な場合があります。
※止水栓の場所がわからない場合は販売店もしくは施工店に連絡してください。

●専用ブレーカーは落とさないでください。
エラー発生原因によっては電源を落すと、洗浄槽内の排水ができず、機器の外部に水が溢れ出す場合があります。
警報音やポンプの作動音が気になる場合は上記≪止水栓の場所≫を確認の上、必ず止水栓を閉めてから専用ブレーカーを落としてください。

●食器洗い乾燥機専用洗剤を使用してください。
一般の台所用洗剤は使用しないでください。
泡の異常発生で正しく動作せず、故障発生の原因になります。

●食器は正しくセットしてください。
正しくセットされていないと、洗浄槽が引き出せなくなったり、本体や食器の破損、水漏れの原因になります。
また、洗い上がりが悪くなったり、乾燥状態が悪くなる原因にもなります。

●ノズルからの洗浄水の噴射で飛ばされてしまうような軽いものは入れない。

●食器や調理器具以外のものは入れない。
飛ばされてヒーターカバーの上に落ちると、発火・発煙・焦げ・溶融・においの原因になります。

●変色・変形や破損したりする可能性があるものは入れない。

◎お手入れは

≪運転終了後45分以上経過してから≫

お手入れは庫内が十分に冷えてから行ってください。
ヒーターカバー等に触れるとやけどのおそれがあります。

◎使用後に

☆残さいを捨て、残さいフィルターを洗ってください。

・残さいフィルターを外したときに底部に残水が見えますが、排水配管からのにおいや、

 虫などの侵入をふせぐためであり異常ではありません。

・残さいフィルターの汚れが落ちない場合は歯ブラシなどで洗ってください。

◎月に一度程度は

☆洗浄槽をよく絞ったやわらかい布で拭いてください。

・洗浄槽のふちは、食材のカスなど汚れがつきやすいので、よくふき取ってください。
 庫内に白いカスが残っている場合は歯ブラシなどをつかって取り除いてください。
 特に洗浄槽のふちのカスをそのままにしていると水漏れの原因になります。

・庫内の底やヒーターカバー、かご、小物入れなどに食材のカスなどが残っている場合は

 カゴを取り出して拭き取ってください。

 ヒーターカバーに汚れが付着していると乾燥時に臭いの原因になることがあります。
※ヒーターカバーは外さないでください。

☆洗浄ノズルの掃除を行ってください。

・ノズルを取外し、水につけゆすって、ノズル内に水が通るように水洗いしてください。

【ノズルの外し方】
≪スライド式の場合≫
 ノズル中央部を持って、真上に引き抜いてください。

≪フロントオープン式の場合≫

●ノズルの取り付け方は取り外しと逆の手順で行ってください。