[急告]ハーマンプロ製『浴室暖房乾燥機』をご使用のお客さまへお詫びとお願い

2006年8月より告知しています

日頃は、弊社製品をご愛用いただきまして、誠にありがとうございます。
さて、弊社では『浴室暖房乾燥機』の一部の機種につきまして、機器本体に付属の中継線が発熱・発火し、火災に至る可能性があることから、本件を6月22日に公表し、自主的な点検・部品交換作業を行ってまいりました。しかし、8月12日に部品交換完了後の大阪府下のお客さま宅で該当機種が焼損する浴室火災が1件発生したため、8月18日に公表の上、該当機種を設置のお客さまに対して、ご使用をお控えいただきますようお願いさせていただきました。
弊社としましては、該当機種からの発熱・発火として考えられる全ての可能性について検証した結果、下記４タイプ（ＦＤ２８０９Ｊ２・ＦＤ２８０９Ｊ３・ＦＤ２８０９Ｊ３Ｗ・ＲＣＡー３２６Ｍ）の機種につきましては、当初推定しておりました中継線の損傷によるケース以外に、電装基板内の一部の部品のばらつきにより故障が発生した場合、同部品が過熱する可能性が判明しました。電装基板単体は過熱した状態でも発火に至らないことが確認されていますが、これまで実施している中継線の交換作業において電装基板の脱着を行った際、別の100V配線が過熱した部品に接触する可能性があり、その場合は100V配線の被覆が溶融し、絶縁機能が低下することで芯線間がショートし、ごくまれに発熱・発火に至る可能性が判明しました。
以上のことから、同4機種については現在実施しております中継線の交換作業に追加し、機器本体内の電装基板ならびに100V配線の状態について点検を再度実施するとともに、100V配線にはガラス繊維製の保護チューブを装着し、固定いたしますので、誠に恐縮ではございますが、弊社による点検作業が完了するまで、機器のご使用をお控えいただきますようお願い申し上げます。 なお、電装基板については故障率が他の商品より高く、今後も基板故障の発生も考えられることから、お客様にご不便をお掛けすることが無いよう交換します。しかし電装基板については、現在生産中であることから部品が整い次第、後日改めて交換作業を実施させていただきます。
他の３タイプ（ＦＤ２８０９Ｆ２・ＦＤ２８０９Ｆ３・ＲＣＡ－３２３Ｍ）のうち、中継線の部品交換が完了したお客さまにつきましては、従来通りにご使用いただけます。
お客さまには度重なる点検・部品交換の実施と機器がご使用できるまでの間、大変ご不便、ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げますとともに、なにとぞ、ご理解・ご協力を下さいますよう、お願い申し上げます。

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